前回の記事に書いたピアノコンサートに行ったおかげでいろいろな感情が芽生えました。
音楽の良さを改めて知り、音の不思議さに惹かれ、音を素晴らしい音楽に変えられる魔法使いのような弾き手を間近で見て、懐かしい音楽に関する記憶を思い出したのでここに綴りたいと思います。
正直言って、音楽は得意ではありませんでした。歌を歌うことも苦手で、大学生になって初めてカラオケに行った時もなかなか人前で歌う勇気が出ず、長らく聞く担当でした。
(今では主人とよく鼻歌ばっかり歌っていますが…🎼)
そんな私なので、小学校の音楽会でも楽器が得意ではない人が任されることが多くて大勢で演奏するピアニカやリコーダーばかり担当していました。
しかし6年生になって初めてアコーディオンという花形(私の中で)な楽器を任され、私に出来るのかという不安もあったものの、それよりもとてもワクワクしたことを覚えています。
休み時間など練習するために足繁く音楽室に通ったのも懐かしいです。
そして音楽会で間違えずにやり切れたこと、自分の奏でた音が1つの大きな作品の重要なパートの一部になれた喜びは今でも忘れられない楽しい思い出です。
たしかあの時、6年生最後だからと自分で勇気を振り絞ってアコーディオンに立候補したのだったと思います。
思えばいつも「自分に出来るか分からないけどやってみよう!」と唐突にチャレンジ精神旺盛になる人生を送ってきた気がします。
前に親子絵本専門店NanuKさんにインタビューしていただいたときに話していて気付いたことがありました。自分は苦手を克服する前向きさを持っている方なのかなと。まぁ、苦手なことがたくさんありすぎるのでそんな自分に危機感を感じているのだろうとも思いますが。
やってみたい、やらなくてはという気持ちをとにかく少しでも持つようにして、困難そうでもとりあえずチャレンジしてみるタイプのようです。
(これは違うと思ったことは断固としてやらない頑固さもありますが…)
そんな積み重ねと縁と運で夢が叶ったのかなと思います。
少しでも興味を持ったら飛び込んでみる。そうやって知らず知らずに選んだ道が運と縁へと繋がっていくのかなと思います。
自分の本を出版したいという小さい頃からの夢が叶った日から早2年。
1年目はそのことに満足しきってしまって夢心地に過ごしてしまいました。
今はコツコツとまた新たな夢に向かって進んでいます。
人生は待ってはくれないから、やりたいことがあるならば全力疾走しなければいけないのに、相変わらずのマイペースな自分には反省です。
また新しい夢が叶って「生きてて良かった」と心の奥底から湧き出す感情を味わえるように出来るだけ早歩きを心がけて頑張りたいと思います。