フランスのクレープと蕎麦アレルギー

フランスのクレープが好きです♪

元々クレープの発祥はフランスのブルターニュ地方ですね。

生地はもっちりしっかりしていて、日本のように具がパンパンに詰め込まれているわけでもなく、シュガーバター味などシンプルなものが多いのですが、そこが良いのですよね♪

 

私はチーズ味(Fromage)を頼むことが多いのですが、フランスでは甘い系のクレープと塩気系の味のクレープは生地が違います。

塩気系のクレープにはそば粉の生地を使うことが多いです。

そういったクレープはガレット(galette)と言い、具を真ん中に入れて四角く折り畳むのですが、日本でもガレット専門店があったりと流行っていますよね。

 

でも私は甘い系クレープの小麦粉生地の方が好きです。

 

今回のフランス旅行でモンマルトルに登った時、クレープを主人と食べました。

主人には蕎麦アレルギーがあります。

でもチキン味が良いということだったので、目の前で次々に美味しそうなクレープを作っていくお店の方に聞いてみることにしました。

「チキン味が食べたいのですけど、蕎麦アレルギーがあるので、甘いのに使う方の生地で作ってもらうことは出来ますか?」

昔の私ならぜったい聞かなかっただろうなと思いながら…

 

無事にそば粉ではない方の生地で作ってもらうことが出来ました。

ついでに私の分も♪

こっちの生地が好きな私なので本当に美味しくて幸せでした♪

 

ほとんどの方が甘めのクレープを頼み、前に並んでいた数人の方もみなさん甘い系だったので、焼き台もだいぶ蕎麦の感じがなくなっていたのと、重度のアレルギー持ちではないので主人も全く大丈夫でしたが、症状の重い方はフランスでクレープを食べるときには気をつけてくださいね。

 

ちなみに昔の私なら聞かなかったというのは、コミュニケーションを恐れない心を学生の頃はあまり持っていなかったからです。

フランス語は書くことや読むことは好きでしたが、話すことには自信がなかなか持てずに、昔は極力間違いのないフレーズしか口に出さないようにしていたのです。

今回は久しぶりのパリが嬉しすぎて、せっかく来れたからにはどんなことにでもチャレンジしたいという気持ちとコミュニケーションを恐れない心を備えていたのです。

年をとって厚かましくなったのか、少しの勇気を持つことの大切さを知ったのか…

そのおかげで大満足の旅になりました!

 

 

9月中旬、すでに肌寒く、冬のコートを羽織るフランスの人々。

そんな中で食べた熱々のクレープはとても美味しかったです。

 

この後、有名な老舗シャンソン酒場のラパン・アジル(Lapin Agile)に行ってフレンチシャンソンchansons françaisesに酔った素敵な夜になりました🍷🇫🇷

 

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